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「展覧会 岡本太郎」@大阪中之島美術館4階展示室

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2022年7月23日[土]-10月2日[日]まで大阪中之島美術館4階展示室で開催されている「展覧会 岡本太郎」に行ってきましたよ。[開館時間]10:00-18:00(入場は17:30まで) [休館日]月曜日(9月19日を除く)※災害などにより臨時で休館となる場合があります。[観覧料(税込)]一般1800円 / 大学・高校生1400円。中学生以下は無料。

「黒い太陽」?

開催概要:1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)のテーマ館《太陽の塔》で知られ、今日でも幅広い世代の人々を魅了する芸術家・岡本太郎(1911-1996)。この度、その芸術人生を振り返る、大回顧展を開催します。1929年に渡仏した岡本太郎は、抽象表現に影響を受けながら画家としてのアイデンティティを確立していきます。帰国後、自らの芸術理念の核となる「対極主義」を提唱し、制作のみならず『今日の芸術』、『日本の伝統』などの著作において文化・芸術論を展開しました。《太陽の塔》を頂点とするパブリックな空間に展開される巨大な彫刻や壁画など、生活の中で生きる作品群は、「芸術は大衆のものである」という岡本太郎の信念そのものを象徴し、それ故に没後もなお、多くの人々を惹き付けています。

表現活動が多岐にわたることから「何が本職なのか?」と問われることも多かった太郎の答えは「人間―全存在として猛烈に生きる人間」でした。未知なるものへの不安・怖れに常に果敢に孤独に切り込んでいった彼の表現活動は、小さな枠にとらわれることなく世界に対して「己全体を賭ける」ことであり、人間としての根源的な営みの豊かさを人々に喚起する試みであったといえるでしょう。太郎の思想・生き様が込められた作品を体感することは、不安定な状況が続く現在の社会を力強く生き抜いていくためのヒントを見つける機会となるかもしれません。 代表作はもちろん、これまであまり注目されてこなかった晩年の作品なども紹介しながらその生涯をたどる本展にて、《太陽の塔》だけではない、岡本太郎の全貌をお楽しみください。

《傷ましき腕》1936/49年

見てきた感想としては「史上最大のTARO展を謳うだけあって、岡本太郎の原点から後年の作品までをたっぷりと堪能出来た素晴らしい展覧会だった。」でしたね。

《空間》1934/54年

グッゲンハイム美術館所蔵の《露天》、岡本太郎の代表作品っぽくなく、まどマギ感があって個人的にとても惹かれた作品の一つでした。

《露店》1937/49年

パリで発見された3作品。岡本太郎本人の作品かどうかは謎らしいのですが、《作品A》の署名の筆跡鑑定やカンヴァス絵画の分析を行った結果ほぼ間違いないのではということらしいです。

《作品A》1931-33年頃
《作品B》1931-33年頃
《作品C》1931-33年頃

岡本太郎記念館で発見された《自画像》、おそらく人に見せるつもりもなく描かれた一枚のデッサン。これも良きでした。

《自画像》1950年頃

《森の掟》&《駄々っ子》、タローマンの出てくる奇獣たちの作品はもれなく鑑賞対象です。

《森の掟》1950年
《駄々っ子》1951年
《愛》1961年
《顔》1952年

《燃える人》、1954年の第五福竜丸事件を題材にした作品のひとつ。

《燃える人》1955年

岡本太郎のリアルな立像?フィギュア?

岡本太郎リアル像
《梵鐘・歓喜》1965年
《反世界》1964年
《手-赤・青》1981年
《河童像》1981年
《樹霊Ⅱ》1971年
《縄文人》1982年
《こどもの樹》1985年
《犬の植木鉢》1955年

《生命の樹 全景模型》、太陽の塔の内部は確かにこんな感じでした。

《生命の樹 全景模型》2017年
《ノン》1970年

《明日の神話》、スゴイ迫力でした。ゲルニカを見た時の衝撃を想い出しました。

《明日の神話》1968年
《疾走する眼》1992年
《雷人》1995年(未完)

《午後の日》、可愛らしかった。

《午後の日》1967年

タローマンまつりの流れで見に行った展覧会でしたが、めちゃくちゃ楽しかったです。ピカソを彷彿とさせる作品が多いなぁと思っていたら岡本太郎はパリ時代にピカソの影響を受けていたと知り、そりゃそうかとなりました(笑) 次は兵庫県立美術館で9月10日から開催されるボストン美術館所蔵 THE HEROES 刀剣×浮世絵-武者たちの物語に行けたら行こうかなと。

終わり!

https://taro2022.jp/

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キリュウ
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