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『こう見えて元タカラジェンヌです / 天真みちる』を読み終わりました。
元宝塚歌劇団花組 愛称「たそ」こと天真みちるさんが、自身の宝塚を目指して退団するまでの経緯が軽妙なタッチで綴られていてメチャクチャ面白かったですね。
ごあいさつから始まる自伝は、第一幕(第1場~第13場) 第二幕(第14場~第29場) フィナーレ(第30場~第33場) さよなら皆様で締め括られます。
とにかく、ほとんどのエピソードが笑わせようと意図しているのか?と思えるぐらいに可笑しくて仕方なかったです。オタクな表現方法が多かったのも個人的にはツボで、巨匠との出会い序・破・Qがあれば最終章まで欲しかったところ。
もちろん役者としての葛藤や悩み、舞台上で起こしてしまった大失敗などもきちんと描かれています。
演じるキャラクターに対してはたった一言の台詞でもどんな些細な動作に対しても妥協せず、髪型から化粧、衣装や小道具に至るまで気を遣う様は改めてスゴイなとも思いました。
読み終わった後コロナ禍の状況でしばらく足が遠のいていたタカラヅカの舞台ですが、また無性に観たくなってきましたよ。
終わり!
こう見えて元タカラジェンヌです [ 天真みちる ]
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