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『推し、燃ゆ / 宇佐美りん』を読み終わりました。感想としてはイマイチ読みにくい作品であり、余り面白くありませんでした。第164回(2020年度下半期)芥川賞受賞、2021年本屋大賞9位。行きつけのBarにも置かれていたので相当面白いのかな?と自分の中で勝手に期待値を上げてしまっていたのか、最後のページを捲った後の不完全燃焼感が半端なかったですね。
あらすじとしては主人公の女子高生あかりはアイドルグループ「まざま座」のメンバー上野真幸の熱烈なファンである。CDを何枚も購入して彼の人気投票に貢献したり、コンサートやメディアも細かくチェックしてブログに書いていたりもしている。そんな折、人生を掛けて推していた彼がファンを殴ってしまい炎上してしまう。といったタイトル通りの内容。
主人公あかりの心理描写や目に映る風景の表現には僅かながら美しいと感じる部分もありましたが、全編を通して残念ながらボクには合わなかったです。きっと若い人が読めばまた違う印象を持つだろうし、あかりが友人や家族とする会話も自然に頭に入ってくるのでしょう。
読み終わった時に、ちょうど「ねほりんぱほりん」の特定する人を見た後だったのはタイムリーで少しだけ面白かったです。
終わり!
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