映画「マイケル」レビュー|MJの半生を描いた感動の伝記映画【ネタバレなし感想】

公開: 2025年
監督: Antoine Fuqua
ジャンル: 伝記映画 / ミュージカル
この映画、一言で言うと?
ポップの帝王・マイケル・ジャクソンの半生を描いた伝記映画「マイケル(Michael)」を観てきました。結論から言うと、MJファンはもちろん、そうでない人にも強くおすすめできる、完成度の高い一本です。

懐かしい名曲とダンスシーンが怒涛の連続
まず圧倒されるのが、全編を彩る楽曲とダンスシーンの充実度。「Billie Jean」「Beat It」「Thriller」「Smooth Criminal」など、誰もが知るヒット曲が次々と登場します。
劇場の大スクリーンと大音響で体感するMJのダンスは格別で、上映中は何度も鳥肌が立ちました。盛りだくさんの見せ場が続くため体感時間がとても短く、2時間超の上映時間を全く長く感じませんでした。「もっと観ていたかった」という気持ちが残る映画です。
俳優陣の再現度が圧巻——幼少期も青年期以降も
本作では、幼少期のマイケルと青年期以降のマイケルをそれぞれ別の俳優が演じています。これが両者ともに素晴らしい出来で、マイケル特有のムーンウォーク、指先の動き、ステージ上の佇まいといった細部まで丁寧に再現されていました。
「あ、これMJだ」と確信させる説得力があり、演技派俳優の底力を見せてもらったという感じです。

バブルス君、登場します
MJのペットとして有名なチンパンジーの「バブルス君」もしっかり登場します。マイケルとの関係性の描き方が思いのほか丁寧で、知っている人には胸熱なシーンになっています。小ネタっぽく見えて、MJという人間の孤独や純粋さを象徴するシーンとして機能していました。
絶頂期で幕を閉じる、という選択
本作はマイケルの「全盛期」で物語が締めくくられます。晩年のスキャンダルや逮捕騒動、そして急逝には踏み込まない構成です。
これを「物足りない」と感じる人もいるかもしれませんが、個人的にはこの終わり方が正解だと思いました。最もキラキラしていた時代のマイケルを焼き付けて劇場を後にできる——それがこの映画の最大の贈り物ではないでしょうか。後味が非常に良く、エンドロールが終わった後もしばらく余韻に浸っていました。

まとめ|こんな人におすすめ
- マイケル・ジャクソンが好きな人・思い出がある人
- 伝記映画・ミュージック映画が好きな人
- 劇場の大音響で音楽体験をしたい人
- 後味のいい映画が観たい人
総合評価:★★★★★(5/5)
名曲の数々と俳優の熱演、そして後味のよいラスト。劇場の大画面・大音響で観ることをおすすめします。
この記事はキリュウの実際の鑑賞体験をもとに執筆しています。













