こんにちは。
『あなたはどんな死に方をすると思いますか?』
キリュウです。
今回は「ライオンのおやつ / 小川糸」を読んだ感想ブログとなっています。
よろしくお願いします。
著者のプロフィール
小川糸は日本の小説家、作詞家、翻訳家。1973年生まれ、山形県山形市出身。2008年『食堂かたつむり』でデビュー。代表作は『つるかめ助産院』『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』など。
あらすじ
12月25日(クリスマスの日!)、ひとり暮らしをしていた海野雫は瀬戸内の海が見えるホスピス「ライオンの家」に入居することとなる。
ライオンの家では毎週日曜日の午後3時から、入居者がもう一度食べたい思い出のおやつをリクエストできる「おやつの時間」があった。
ライオンの家の代表者マドンナ、食事担当の狩野姉妹、近くの農場で葡萄を栽培するタヒチくん、音楽セラピーのカモメちゃん。
そしてペットの白い犬の六花と共に穏やかな生活を送り始める。
読んでみた感想
人はどうやって「死ぬ」かを考えさせられる作品でしたね。
健康な人が普段通りに生活していると忘れがちですが「死ぬ」ことは誰にでも必ず訪れる現象なワケで、ボクもエンディングノートの作成ぐらいはぼちぼち始めようかと思いましたよ。
部屋にある大量のオタクグッズやヴィッセル神戸関連のモノをどうするかが悩ましいところです。
心に残ったシーンとして雫がライオンの家に入居してきた日にマドンナが用意してくれたおやつの「ソ」。ソとは何ぞや?と思いながら読み進めていくと途中で牛のお乳だと判明します。マドンナが雫に対して『こんな言葉を、聞いたことはありませんか?牛より乳を出し、乳より酪を出し、酪より生蘇を出し、生蘇より熟蘇を出し、熟蘇より醍醐を出す、醍醐は最上なり。酪とは今でいうヨーグルト、生蘇は生クリーム、熟蘇はバターで醍醐は五番目の最後の味、乳から得られる最上級のおいしいものです。仏教における、最高真理の意味もあり、醍醐味という言葉も、ここから生まれました』
ちなみにボク初めて知りました。
最後に
ChatGPTさん、ホスピスについて教えて。
ホスピスは、末期がんや末期の慢性疾患など、治療が難しい病気を患っている人々が、生きることの質を向上させるための医療サービスです。ホスピスは、痛みの緩和、身体的苦痛の軽減、精神的なサポート、社会的な支援などを提供し、患者と家族が安心して過ごせるように支援します。
ホスピスに入居する費用はどれくらいかかりますか。
ホスピスに入居するための費用は、国や地域によって異なります。以下に、一般的な費用について説明します。
日本の場合、一般的には公的医療保険が適用されます。ホスピスに入居する場合、まずは患者や家族が自己負担する費用がありますが、その後は保険が適用されます。自己負担の費用は、一般的には入居に関わる費用、食事代、介護費用などがあります。具体的には、入居費用が50万円~200万円程度、日額の自己負担額が10,000円~30,000円程度となる場合が多いようです。
終わり!