おはようございます。
日本人は駅伝や野球が好きな国民性なんですかね?
キリュウです。
今回は文藝春秋さんから刊行されている「八月の御所グラウンド / 万城目学」を読んだ感想ブログとなっております。
よろしくお願いします。
「八月の御所グラウンド / 万城目学」を読んだ感想
笑って、しんみりして、最後は心に火が灯ったようにポカポカする作品でした。
女子全国高校駅伝に出場するため京都を訪れた方向音痴な女子高生サカトゥーの姿を描く「十二月の都大路上下(カケ)ル」。
彼女に振られ盆休みに京都に残された大学生の朽木は親友である多聞の頼みで野球をやらされるハメに陥る「八月の御所グラウンド」。
とても読みやすく、一気読みしていまいましたよ。
シャオさんの『アイヤー』と『オリコンダレエ』の台詞が最高でしたね(笑)
一言で説明すると京都版「フィールド・オブ・ドリームス」です。古い映画なので若い人は知らないかな?
著者プロフィール
1976年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。2006年に『鴨川ホルモー』でデビュー。同作の他、『鹿男あをによし』『偉大なる、しゅららぼん』『プリンセス・トヨトミ』が次々と映像化されるなど、大きな話題に。その他の小説作品に『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』『とっぴんぱらりの風太郎』『悟浄出立』『バベル九朔』『パーマネント神喜劇』『ヒトコブラクダ層戦争』など、エッセイ作品に『べらぼうくん』『万感のおもい』などがある。
あらすじ
死んだはずの名投手とのプレーボール
戦争に断ち切られた青春
京都が生んだ、やさしい奇跡
女子全国高校駅伝――都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生。
謎の草野球大会――借金のカタに、早朝の御所G(グラウンド)でたまひで杯に参加する羽目になった大学生。
京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマとは--
今度のマキメは、じんわり優しく、少し切ない
青春の、愛しく、ほろ苦い味わいを綴る感動作2篇
第170回直木賞を遂に受賞!
おわりに
紀伊国屋書店梅田本店サイン会
2024年2月11日(日) 紀伊国屋書店梅田本店にてサイン会に参加してきました。
残念ながら会場内は撮影禁止でしたが、メッセージカードにびっしり裏まで色々と書き込んできたので読んでもらえるハズ!?
1月29日付の朝日新聞に掲載されていたエッセイについてはちょっと思うところがあったみたいで『あの記事、失礼ですよね~』って仰ってました。テレビや雑誌のメディアはどこも似たような体質なんでしょうね。
京都御所を訪れた際にはバスタ屋セカンドハウスと数件隣にあるらしい、あんみつ屋はちみつも忘れずにチェックしてみます。
セカンドハウス
2024年6月10日(月) 小説内に登場するパスタ屋「セカンドハウス 出町店」に行ってきました。
11時30分になった瞬間に入店しましたー。
もちろんシャオさんが食べていた「きのこあさりのパスタのAセット&キャロットケーキ」を注文。とても美味しかったです。
京都・御所グラウンド
終わり!