2022年3月14日(月)、シネ・リーブル神戸で「Coda あいのうた」を観てきましたよ。
観た感想としては「アメリカらしい家族愛を描いた作品だったな」です。おおまかな物語は主人公の女子高校生ルビーは両親と兄との4人家族。港町で暮らす家族は自分以外は聾唖者(耳が聴こえなく、声も出せない)で、ただ一人耳が聞こえて話せるルビーは家業の漁業を手伝いながら家族の通訳係として日々忙しく学生生活を送っていた。新学期になり、合唱クラブに入部したルビーは顧問の先生から歌の才能を見出され音楽大学への進学を薦められる。でも耳が聴こえない家族はルビーの歌の才能を理解することが出来ない。愛する家族の為に家業を続けていくのか、自分の大好きな歌を信じて家族を残し音楽大学への道を歩むのか、いろいろな葛藤を抱きながら決断していく。といった内容です。
観ていて面白かったのは、ルビーの両親がとにかく下品なところですかね(笑)年頃の娘を持つ親としてはどうなの?と思いながらも、根底には有り余る愛情があるので憎めないし許されるのかなと。普通だったらグレてるか、完全に家族とは距離を置く気がします。あと、劇中で流れる楽曲は全てが素晴らしく、個人的には音楽会で合唱クラブの皆が歌うデヴィッド・ボウイの「スターマン」が胸熱でした。
映画館の予告映像で何となく気になっていたのと岡田斗司夫さんがおすすめしていたという理由だけで急遽観に行った映画ではありましたが、想像していた通りの作品で良かったです。わざわざ劇場まで足を運ばなくても、アマプラあたりで配信されるまで待ってみてもいい感じも少しだけはしましたが。
終わり!