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『レフトハンド・ブラザーフッド㊤㊦ / 知念実希人』文春文庫を読み終わりましたよ。たまたま立ち寄った神戸ハーバーランドumieの大垣書店でサイン本が置かれてあったので、そのまま手に取り購入した文庫本でしたがとても面白かったです。
物語は主人公である高校生の岳士が家出したシーンから始まるのですが、なぜか彼の左手には亡くなった兄の海斗の人格が宿っていて会話も出来るし左腕部分までなら自分の意思で動かすことも可能。
そんな二人が河川敷で野宿をしている時に偶然死体を発見してしまい違法ドラッグ<サファイア>を巡る殺人事件に巻き込まれていってしまうのですが、とにかく兄の海斗がめちゃくちゃ優秀で格好良いのですよ。左手だけど(笑)
最初は漫画「寄生獣」のミギーさんですか?と心の中で突っ込みながら読んでいましたが、スリリングな展開が続くのでそれも途中からは全く気にならなくなりました。
㊦巻のある所まではぼんやりとした予測通りだったのですが、後半からラスト部分は見事に裏切られた感じで素晴らしかったです。とりあえず実写化されたら見てみたいと思わせる小説でしたね。
終わり!
【中古】【古本】レフトハンド・ブラザーフッド 上 文藝春秋 知念実希人/著【文庫 日本文学 文春文庫】
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