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『文学少女対数学少女 /陸 秋槎 稲村 文吾 訳』ハヤカワ文庫を読み終わりました。

高校2年生の”文学少女”陸 秋槎(りくしゅうさ)が自作の犯人当て推理小説を孤高の天才”数学少女”韓采蘆(かんさいろ)に読んで貰うため彼女の部屋を訪れる。2人の少女が出逢い、小説の中の事件と現実世界で起きる事件を互いの文学からの観点と数学に置き換えて解決していこうとする。
「連続体仮説」「フェルマー最後の事件」「不動点定理」「グランディ級数」の全4篇の連作集。最後にあとがき、解説 / 葉新章、麻耶雄嵩。

読み終わった感想としては「”数学少女”韓采蘆(かんさいろ)が語る数学の単語や文章が全く理解出来ず、よく分からない。登場人物の名前が中国語なので男性なのか女性なのかが、よく分からない。全4篇にあとがき、解説もキチンと読んだけど、やっぱりよく分からない。」でしたね( ̄▽ ̄;)
残念ながらボクにとっては難し過ぎる内容の小説でしたよ。ミステリの場面描写や陸秋槎(りくしゅうさ)と韓采蘆(かんさいろ)が交わす何気ない会話などは面白かったのですが、それ以外はお手上げでした。まぁ、謎が提示されても解決に至らないシーンってのはある意味で斬新ではありましたが。
そう言えば、この小説、前触れなく知人が送ってきたものだったのですが何かしらの意図があったのかな?
終わり!
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